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KINDLE-ZEAL

「ネームとロゴに多くの思いを-。」

アーティスト・グラフィックデザイナー / TAKA

岩手の同志として、一緒にやりたいなと山本さんに火を灯されました。僕と山さんとの出会いは、2013-2014年シーズン、山さんが岩手ビッグブルズでプレイしていた時に仕事がきっかけで知り合う事になりました。ビッグブルズとのアート・コラボレーション、3選手のポートレイトデザインを発表しましたが、3人のうちの1人が山さんでした。山さんがビッグブルズを引退後「スクールを始めるから、スクールのネーミングとロゴデザインを手伝って欲しい。」と僕の自宅を訪ねてくれました。「岩手から世界のバスケットボールに通用する選手を輩出したい。」僕が2つ返事でOKをさせて頂くのにこれ以上の言葉はいりませんでした。岩手出身のNBA選手がみられるかもしれない、最高の夢ストーリーです。
「YAMAMOTO School-I(山本スクール・アイ)」山さんとやると決めてから1週間後にスクールネームが誕生しました。I(アイ)に強い意味を込めました。I(アイ)が数字の1にも見えました。1=ONE、火付け役になる最初の1人を育てる。スクールの指導理念である個人主義の英語訳=Indiovidualismの頭文字としてのアイ、そして、ふるさと「岩手」のI(アイ)です。岩手から最高の逸材を輩出、その1人が次の1人へ火をつけるという物語です。
スクールの強い思いが最初から存在していたので、視覚的にロゴとして表現する事は容易でした。台本がすでに目の前にあるような状況です。スクールのコンセプトにいくつか味付けをしました。
生徒が大きな翼で巣立って行くように、近世ハンガリー軍の翼の盾で大枠を象りました。盾の覗き穴は、生徒さんが自分がスタープレイヤーになる姿を見据えるという意味を込めて一番星を配置しました。盾の中央にあるのが主役の松明(たいまつ)を象ったデザインです。このたいまつが現在は山さん、多くの生徒さん、周囲の人間に火をつけ始めました。1本の松明の火が岩手の仲間に引火し、その火をもって世界に飛び立つ人間を見られる日が楽しみです。

TAKA / 松嶺貴幸

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アーティスト・グラフィックデザイナー / TAKA
本名:松嶺 貴幸(まつみね たかゆき)

1985年生まれ、岩手県雫石町出身のアーティスト。宇宙、量子、人間といったテーマに興味関心を持ち、あらゆるマテリアルを用いて、平面、立体、インスタレーションと、素材と空間に囚われない現代アート作品を制作している。

アーティスト経歴
<個展>
2019 The Factors / @Garou Gallery in Nishiazabu, Tokyo
2018 The Perfect Accident / @aiina Gallery in Morioka, Iwate
2018 View from The Broken Neck / @SO1 Gallery in Harajyuku, Tokyo

<合同展>
2019 Homo Futoris / @common Gallery in Omotesando, Tokyo

<アートパフォーマンス>
2019 Ritual Restoration / @WHITE_BOX in Herlem, New York
<企業コラボアートワーク>
2015年 レッドブル・ワールドランJAPANアンバサダー
2018年 “Metamorphose” / WHILL 株式会社

2019年   “SHARING EXPRESSIONS” / Yahoo! JAPAN
2019年   “KINTSUGI RELATIONAL ART”  / Yahoo! JAPAN

Instagram: @takaarts